キナリ★マガジン更新しました!
私がえっさほいさとエッセイを書くためにやっていることと、血肉となっているおもしろい作品8本を紹介してます。家にいて退屈な人はこれらを読んでくれ〜い!有料定期購読マガジンですが、冒頭は無料で読めます。
「48時間後、イラン上空を飛ぶ航空機を、無差別に攻撃する」
1985年、イラクのフセイン元大統領が声明を出した。当然、イランに滞在していた外国人たちは慌てて出国。
215名の日本人も出国を試みたが、彼らを乗せる飛行機はなかった。
冬の澄んだ空気が気持ち良い、昼下がりのことだ。私は大きなしゃもじを持ち、家から駅までの道を歩いていた。冗談のような説明だが、私は本当に大きなしゃもじを持っている。
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昨日、AbemaTVの生放送ニュース番組「けやきヒルズ」に出演した。てっきり「ごきげんよう」のコロゾーポジションで呼ばれたのかと思ってたら、授かりし役割はコメンテーター。
コ、コメンテーター!?
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藪から棒に申し訳ないが。(高校生の頃まで、藪から棒とはぶっきらぼうの相方だと思っていた)ちょっと、思い出してみて。「天空の城ラピュタ」の冒頭で、パズーがラッパを吹いている。名シーンだ。パパーパパパーパパーパパーパー♪というメロディとともに、バサバサと飛び去っていく大量の鳩を。
「ワンマン 気仙沼行き」と表示された列車の前で、私は焦っていた。すでに日の落ちた一ノ関駅で、待つこと40分。ホームへ滑り込んできた列車の扉が、なぜか開かない。
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28歳にして、はじめてハワイへ降り立った。数年前仕事でハワイに行ったと言う(言ってみてーわ)母が「ハワイはいい」「ハワイはいいぞ」「ハワイの空気を吸うだけで元気になる」「私の前世は、ハワイの原住民だったはず」というような供述を繰り返すので、ノイローゼになる前に、2年かけてキッチリお金を貯めて、やってきた。
Read Moreかつて「魚の絵を描け」と言われて、横からではなく、正面から見た魚を描いた子どもがいた。私の父だ。
Read More疲れていた。泥のように疲れていた。締め切りが迫った原稿を、ギリギリまで書き終え、気づけば朝すらも通り過ぎ、昼になっていた。
Read Moreキャッチコピーを書くセンスが、まるでない。そう気づいたのは、ありがたいことに雑誌やWEBメディアからいくつかの連載をいただいてからだった。タイトルがうまくつけられない。タイトルは、とても大切だ。
Read More前回の打ち合わせの続き。前澤さんの思いを100%理解して、小説「前澤友作物語(仮)」を書く自信がなかった私。なぜならば。前澤さんが言っていることは、シンプルでストレートで、…
Read More2019年12月。
都会の震えるような寒さに耐えられず、温かい場所へ行きたくなった。
母に「寒さが限界です」と、LINEを送る。
ポンッという音がして、母から返事がきた。