「一年生になったら、一年生になったら、友だち100人できるかな」を歌いながら「100人もいらんやろ、名前覚えられへんわ」と思っていたタイプのひねくれ者である。
今となってはそのひねくれが、間違っていなかったとほくそ笑む。
Read More「一年生になったら、一年生になったら、友だち100人できるかな」を歌いながら「100人もいらんやろ、名前覚えられへんわ」と思っていたタイプのひねくれ者である。
今となってはそのひねくれが、間違っていなかったとほくそ笑む。
Read Moreわたしには、友だちがいなかった。
世のなかにいろんな情あれど、友情は特にすばらしい。
そんなことはわかっている。
そこらへんの漫画本も、トレンディなドラマも、いやになるほど流れてる歌も、友情はいいぞと言ってくるのだから。
そうは言っても、思い当たる友だちがいない。
Read More※この記事の売上は「11月22・23日 キナリ読書フェス」で、書店さん、著者さん、出版社さんをメチャバリ盛り上げていく運営のために充てさせてもらいます。開催後も読めますが、単品購入できなくなります。
みなさま、ごきげんよう。岸田奈美です。
28年間、顔面になにを吸わせたらいいかわからず生きてきたけど、この夏にポーラへ駆け込んでお肌を分析してもらい、862万通りの組み合わせからわたしにぴったりなAPEX(アペックス)のスキンケアを施され、命からがら窮地を逃れたわたし。
Read More九段下のロイヤルホストで、武道館に行ったその足で、ぼろぼろの泣き顔で、これを書いている。
ほかに仕上げないといけない原稿も、返さないといけないメールもあるのに、なぜだか突き動かされてこれを書いている。
でも、言い訳も用意してる。
Read More拝啓 岸田奈美のnoteを、やんややんやと応援してくださってるあなたへ。
今日はちょっとだけ、お金の話をさせてください。
「キナリ★マガジン(定額有料)」と、「サポート(投げ銭)」でいただいたお金は、わたしと家族の生活費と、余った分はnoteで書けそうな新しい体験をすることに使わせてもらっています。
Read More※これはイオンモール神戸北にある「喜久屋書店 神戸北店」で、わたしの本「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」を購入してくださった方に、数量限定でお渡ししている特別短編エッセイです。
Read Moreいまだわたしも迷っている途中のことですが、いつも応援してくれるキナリ★マガジンの読者の人には、わたしの炎上に対する考えを知っておいてほしいなと思って書きました。特定の誰かを攻撃したり、守ったりするのではなく、ただわたしがわたしのことを書いているだけなので安心してください。
Read More「ええ靴は、ええとこに連れてってくれるさかい」
頭のなかの、比較的取り出しやすい場所にしまってある言葉だ。大阪に住んでいたとき、梅田の古い駅ビルの奥でアホみたいに安いレディース靴を売りさばいていたおばちゃんが、ニカッと笑って言っていた。
おばちゃんええこと言うやんけ、と感動して、わたしはそこで絶妙に野暮ったい仕事用パンプスを買った。
あとから、それはフランスのことわざだと知って、びっくりした。めちゃくちゃネイティブ大阪ナイズドされているなと思った。もはや原文より語呂がいい。ええ靴て、どない。