【小説】どんヤナギの回復速度
ベルが鳴ったら、反射的に駆け出してしまった。
引きずってきたキャリーケースを、蹴り飛ばすように昇降口のステップへ乗せたら、列車の扉が閉まった。
セーフ!
軽い達成感をひとり噛みめた後、後悔がせり上がってきた。
本当は、もう一本あとの列車に乗る予定だったのに。東京のオフィスへ戻る新幹線にも、それで間に合う。
誰からも急かされてないのに、わたしはいつも走ってしまうのだ。
一両だけのディーゼル列車はがらがらだった。乗客はわたしを含めて、三人だけ。くすんだ窓ガラスの向こうには、春を迎えたばかりの田畑が見える。黒っぽくやわらかそうな土が、まだ何も芽吹かせないまま、じっとしていた。
わたしは息を整えながら、ジャケットのポケットから、スマートフォンを引っ張り出した。
“神崎 冴和(かんざき さわ)”
わたしの名前が表示されたチャットの送信欄には、さっき歩きながら書いていた報告が、打ちかけのまま残っている。
『取材終わりました。ホテルはキャンセルできたので、最終の新幹線で戻ります。原稿と写真は夕方までに送るので、ダブルチェックだけお願いします。週明けの掲載でいきましょう!』
ボタンを押そうとしたけど、送信できなかった。
……また圏外?
自分でも驚くぐらいあっさりと、スマートフォンを膝に置いた。これも自然豊かな土地まで遥々やって来た証だ。東京だったら、こんな風に「まあ、いっか」なんて思えなかっただろう。
でも、すぐにまた、落ち着かなくなる。
そわそわとバッグを漁り、本を取り出した。来週取材する社長が出版したばかりのビジネス書だ。帯に踊る「意思決定」「スピード感」「成長」という派手な字面も、もう見飽きた。ずいぶん長いこと、仕事にかかわる以外の本は読んでいない。
列車の座席のシートは硬く、人間工学を無視した直角の背もたれは、くたびれた腰に容赦がない。さすが昭和時代の国鉄車両だ。それでも、東京の電車とちがって、広々と座れるだけマシだ。
列車はのろのろと走っている。すこし開いた窓から、土と草の匂いが吹き込んできた。
(……だめだ、なんも入ってこないや)
電車の揺れがひどくて、読めやしない。いや、そうじゃなくても、少し前から活字が頭に入りづらくなっている。同じ行を何度も追いなおすので、時間だけが過ぎてしまう。
なにもできないとわかると、途端に心細い。いつからだろう。1分でも2分でも空いた時間ができたら、何かしていないと気がすまなくなったのは。
本をカバンへ戻した。代わりに、企画書の束を引き抜く。
『農業DX特集 食料供給の未来を切り開く』の表紙ページをめくる。自分で書いて、何度も見直したので、とっくに覚えてしまったが、手持ち無沙汰よりはまだ落ち着く。
時間が止まってしまったようなこの列車で、わたしだけが、頭と手をせわしなく動かしていた。
企画書をながめていたら、耳の奥に声が蘇ってくる。
「東北の農村地を七ヶ所も取材?ライターとカメラマンの交通費、出るかなあ……えっ、冴和さんが回るんですか?ひとりでなんでもできちゃうって話、本当だったんですねえ!」
それは一ヶ月前、東京のオフィスで、後輩社員から言われた言葉だった。
―――全部できちゃうんじゃなくて、全部やるしかないんだけどなあ。
あの時、言い返せなかった皮肉を小さくつぶやいたら、ディーゼル列車のエンジン音にかき消された。
東京で走り抜けてきた七年間を、思い出してみる。
本当は、出版社に行きたかった。純粋な文学の世界に憧れた。でも、パッとしないわたしが拾われたのは、IT企業だった。営業でしがみつくように成果を出して、わたしはわたしを「書く仕事」に無理やりねじ込むことにした。社長に何度もプレゼンして、ITを扱うWEBマガジンの新事業部を立ち上げた。その代償は大きく、わたしはいつの間か「ひとりで取材して、書いて、数字も取ってくる人」と呼ばれるようになった。
書くことは好きだ。でも、毎日の閲覧数に一喜一憂し、記事を競合他社にパクられたと思えば、そっちがバズるのはつらい。
もっと早く、もっと多く、もっと価値ある記事を!
全速力で走り続けなければ、負ける気がした。WEBマガジンが好調になり、続々と投入される後輩には、背中を見せ続けなければならなかった。空き時間はすべて、自己研鑽と教育に充てた。成長、成長、成長……。
気づけば、負けることより、止まることの方が怖くなった。
農業でのIT技術導入が話題になり、取材の機会が訪れたのは、先月のことだった。
交通の便が悪く、現地入りするだけでも時間がかかるし、地方農家の人たちに話をつけるのも面倒だし、原稿の締め切りだって苦しい。
でもなぜか、やらなくちゃいけないと思った。
取材先のひとつが、地元の近くというのも良かった。忙しさにかこつけて三年も実家に顔を見せていなかったので、帰省にはちょうどいい。少し足を伸ばせば温泉つきの安宿もある。
後輩からは「冴和さんはずっと休んでないんだから、ゆっくりしてきてください」と送り出された。
わたしだって、心のどこかで癒やしを期待していたんだと思うけど。結局はじっとしていられず、取材が終わるなり、とんぼ帰りを決めてしまった。
そして今、信じられないほどのんびりしたディーゼル列車に揺られ、新幹線の停まる町へ向かっている。
この土地の時間の流れと、わたしが東京で駆ける時間は、まるで違ってしまった。戸惑いのせいで、癒やされるどころか、居心地の悪さだけが募った。
その時、古びた車内スピーカーがブツッと鳴り、
「——に停まります」
ガビガビに割れたアナウンスが響いた。
「と、と、とび、とび……あの……降りるとこは、右側です」
つっかえて、言い直す声を聞いて、運転室に思わず目がいった。
運転席の男がちょうど窓を開けて、線路を確認するところだった。顔と首の境界線はほぼないぐらい丸々として、首筋には大粒の汗が滲んでいる。
遠い記憶が、パチンと、つながった。
—―あの人、どんヤナギ、じゃない?
ごとり。列車が揺れた。心臓も跳ねた。
小学校の教室の光景が、ぶわっと浮かび上がる。国語の授業。順に音読がはじまると、かならず、どんヤナギの番でつっかえたっけ。
「うら手に、つるしてある、と、と、と……」
“とんがらし”が、どうしても言えないらしい。
ひらがなで書いてあるのに。
教室には笑いがこぼれて、先生が「柳原くん、もういいよ。はい、次!」と言うまで、彼は口を半分開けたまま、固まっていた。わたしは隣の席だたから、どんヤナギの顔がよく見えた。
運転室には小さなミラーがついていた。わたしは運転士の顔が見えるように、こっそり、覗き込んでみた。腫れぼったいまぶたに挟まれた、黒真珠みたいな瞳。
やっぱり、どんヤナギだ!
まさかこんなところで、列車の運転士になっているなんて。
角刈りの頭も、ちょっと丸まった背中も、昔のままだ。懐かしくおもうと同時に、わたしは突然、ハラハラしてきた。
列車は次の停車駅に向かっている。
すこし窮屈そうな制服の腕を伸ばす、どんヤナギ。だけど、運転席のレバーを握る手は動かない。速度は落ちていない。
(どんヤナギのやつ、まさか、眠ってやしないだろうか?)
さっきまで何も考えずに乗っていた列車が、どんヤナギの運転だと思うと、途端に不安がこみあげてくる。
わたしは、かつて学級委員長をやっていた時の眼差しに戻っていた。どんヤナギはいつもみんなより、一拍も二拍も、遅れていた。
あれは小学三年生の頃だったか。どんヤナギは、教室のミドリガメの水替え当番だった。あまりにも戻りが遅いので、わたしが校庭の水場へ見に行くと、水槽の前で、どんヤナギが立ち尽くしていた。
水が溜まるまでの間で居眠りしてしまい、カメを逃がしたらしい。この日から教室では、カメにすら出し抜かれる「どんくさい柳原」が「どんヤナギ」と呼ばれるようになった。
からっぽの水槽を、しょんぼり見つめていた彼の背中。
以降、どんヤナギは、授業にも遅れてくるようになった。休み時間の度、ひとりでカメを捜索しているらしい。中庭から体育用具入れまで、手当たり次第、必死でかき分けて探すどんヤナギの服は、いつも泥だらけだった。
わたしは学級委員長として、どんヤナギが絶対に授業に遅れないよう呼んでくる役目だったけど、汗だくで情けない彼の様子が、なんだかたまらなかった。見て見ぬフリして置いて帰ったこともあるし、少しだけなら気まぐれで手伝ったこともある。
カメは結局、どこかへ逃げ延びたらしい。
中学に上がる頃には、どんヤナギはさらにいろんなことから置いていかれるようになり、姿を見かけることも減った。
その後のことはよく知らない。
わたしが今、乗っているのは、どんヤナギが運転する列車なんだ。いざという時は、運転室のガラスをゲンコツして叩き起こさねばというリスクヘッジまで想定し、背筋に力が入った。
けれど、速度が落ちていることもしばらく気がつかないぐらい、ゆっくり、ゆっくり、レバーは引かれ、列車は正常に停まった。
わたしは力が抜けた。
胸をなで下ろす。やるじゃんか……と言いたくなった。でも、声はかけなかった。かけられなかった。わたしはただのお目付け役で、べつに、彼と親しかったわけではない。
この驚きを伝えたくてたまらないのに、それもできない。どんヤナギと親しかったやつなんて思い出せないし、それに、わたしには気軽に連絡できるような旧友ももういない。大学を卒業したら、地元の野暮ったくお節介な友人たちは、あえて疎遠にした。
成功の証だったはずの孤立を、わたしはいま、伝えたいという衝動のもと、猛烈に後悔している。
次に列車が停まったのは、ひときわ古くて小さな駅だった。駅員も、乗客もいない。ぽつんと建つ木造の駅舎が、陽光にぼやけていた。忘れ去られたような景色だ。
カンカンカンという踏切の音だけが、ちゃんとここにも、時が流れていることを教えてくれてた。
わたしは違和感に気がついた。発車ベルが鳴らない。なんだか停車時間が妙に長い。
乗客もいないのに、どうして?
違和感がわきあがり、わたしはやっと、どんヤナギから目を離した。駅舎のずっと向こうに、なにかが見えた。
畑と畑の間を抜けるあぜ道に、小さな人影。
しわしわのカッターシャツ、縦横無尽に揺れるショルダーバッグ。鶏頭みたいな寝ぐせの少年が、転がり跳ねるかのごとく、全速力で、こちらへ駆けてきていた。
こんな平日の昼すぎに、爆走する中学生?
それだけで胸が少し、ざわついた。
まだ、列車は停まったまま。
ルルルルルル――。
発車ベルが鳴った。
あ、と思った瞬間。少年は、駅舎の手前のゆるい坂道で、急に足を止めた。肩を落とし、膝に手をつき、その場にしゃがみ込む。
かわいそうに、間に合わなかった。
でも、顔をあげた彼は、荒い呼吸の合間に、ホッとしたような、どこか諦めたような表情を浮かべていた。
わたしは、すぐに察した。
――彼は、列車に乗りたくなかったのか。
今まで家にいたのか、学校にいたのかはわからないけれど、ともかく逃げ出すように走り出してきたけれど。心の底では、どこへも行きたくなかったんだと、わたしにはそう思えた。
必死で走ったのに、あとほんの少しで届かなかった。努力はしたのに、叶わなかった。彼は諦める言い訳を得られたのだ。
少年が一瞬、救われたのであろう時の心地を想像すると、わたしは痛いほどわかってしまった。わたしだって、立ち止まるための立派な言い訳を、心のどこかで欲していたからだ。
それにしても。
本当にいつまで経っても、列車が動かない。
どんヤナギが、運転席のレバーに手をかけたまま、じっと動かないでいる。やっぱり、寝てんじゃないかしら。わたしは青ざめた。
どんヤナギの目は、バックミラーに向けられていた。彼は、あぜ道の途中で立ちすくむ少年を見ていた。
(……まさか、待ってるの?)
わたしは息を飲んだ。
これは列車だ。よっぽどの事故や急病でない限り、列車は定刻に発車すべきものなのに。たったひとりの、間に合わなかった誰かを待つなんて、ありえないと思った。
沈黙が流れた。静かだった。
ものすごく、長く感じられた。
少年もやっと、列車が動かないことに気がついたようだった。立ち上がり、ためらうように、彼は一歩を踏み出した。
どんヤナギは、ただ、バックミラーを見つめていた。誘うわけでもなく、急かすわけでもなく。ただ待っていた。
少年は、猛然と走り出した。
転びそうになりながら、駅舎を駆け抜け、口を開けたステップへ飛び込んだ。彼のでっ尻ちりが戸口の内側に引っ込んだのを、確認して、どんヤナギはようやく、ようやく、ガシャンとドアを閉めた。
指をさしながら、
「線路、よーし!ホ、ホ、ホー……駅んとこ、よーし!」
低い声で、懸命に告げた。
ホームを、駅んとこ、って言い変えた。
エンジンが低くうなる。ゴウン、ゴウン、足元から振動がはい上がる。窓の外では、日差しに焼かれ、文字の輪郭がぼやけた駅名看板が、ゆっくり、後ろへ流れていく。
列車はまた、走り出した。
少年は息を切らし、
「……っ……おええっ……」
えづき、よろめき、倒れるようにして、わたしの隣の席にへたり込んだ。
車内にはわたしと、うなだれる少年と、こっくりこっくり船をこぐ中年客、窓の外をぼんやり眺めるおばあさんだけだった。
誰もが何ごともなかったような顔をしていた。唖然としているのは、たぶん、わたしだけだった。
傍らの少年を見れば、シャツは汗で濡れ、ショルダーバッグは力なく横倒しになっている。青と黄色のパッチワークで作られたそれは、気の利いたボタンもジッパーもついていなくて、中身のくたびれたノートと教科書の背表紙が丸見えだ。
わたしは少しだけ身体を傾けて、小声で聞いた。
「きみ、だいじょうぶ?」
「えっ、あっ、はい……」
少年はびくりと肩を震わせて、目を白黒させたまま、黙った。そして、思い出したように、彼は口を開いた。
「パ、パッチワークの……」
そのまま、もつれるような舌で口走る。
「パッチワークの生徒さんが、ぼくん家に来るって。三十枚ずつ作ったやつ繋いで、おじいちゃんの布団にすんだって。お母さんが、朝、急に言い出すもんだから」
「それは……おじいちゃんもびっくりだね」
「うん。いやがってた」
「だろうね」
「でも」
少年は膝の上で、手をうす皮あんぱんみたいに、ぎゅっと握りしめた。
「家でゴロゴロしてるだけなら、お前も手伝えっていわれて……」
「それはわたしでも逃げるよ」
わたしが言うと、少年はぽかんとした。
「学校行くの?」
「いまからだと昼休みだし、なんか、ミスったかも」
ロケット花火にいきなり火がついたみたいに、勢いのまま走ってきた彼はいま、何が起きたのかがわかっていないのだ。再び走ってきてしまったことに、他でもない自分が一番、驚いている。
わたしも彼と同じだった。さっき、キャリーケースを蹴飛ばしながら飛び乗った時の、自分の姿を思い出す。待つことも、歩くこともできずに、ただ走ってしまうわたしを。遅れるのは、いやだと思ってたから。
列車は、ゆっくり、ゆっくり、進んでいく。
どんヤナギの背中が見える。
どんヤナギは、わたしとは違う。
置いていかれる側だったどんヤナギは、彼を待った。遅れることを、恐れることも、嘆くこともせずに。
わたしは少年の隣で、静かに息をして、ここに充満している温かな空気を味わった。美しい光景を忘れないよう目に焼き付けた。
この少年はいつか、今を思い出すだろうか?
窓の外、線路の向こうに生えている木々が、揺れていることを。走り抜ける列車の風圧に、葉がしゃかしゃか音を立てる。一本一本が、一瞬で通りすぎていく。ここにいるからねと声をかけるように、今、光り輝く姿を。
長ネギ畑の畝のかたわらに、麦わら帽の老夫婦が寝っ転がっていたことを。収穫後にかならず一休みをする彼らが、いつもより数分だけ長く眠りこけ、今、あくびをした姿を。
線路沿いの公園の時計台が、14時を告げる鐘を鳴らしたことを。いつもは、鐘の音を追い越していくはずの列車が、鐘に迎えられて通り抜ける。砂場ではしゃぐ親子が、今、顔を上げて、列車に振る姿を。
どんヤナギが、少年を置いていかなかったことを。
少年がどこへ行くかなんて、どんヤナギは知らなかっただろう。列車を待たせてまでせっかく乗せても、少年は途中でいやになって、引き返すかもしれない。
だが、そんなこと、どんヤナギには関係なかった。どんヤナギは待った。なにも期待せず、なにも願わず、列車を走らせていた。
遅れをものともしない景色のすべてが、少年を待ち、少年に語りかけていた。
わたしは、少年を思い、祈らずにはいられなかった。
——いつかきみが、人生とか社会とか、漠然とした流れに乗り遅れて、置き去りにされてしまったら。傷つき、立ち上がれなくなる時がきてしまったら。
どうか、今の光景を、きみが思い出してくれますように。
この列車が、きみを待つために、わずかに休んで、きみを運ぶために、いま走っているということを。
終点に到着した。
降りていく客から、どんヤナギが運賃を受け取っていく。乗り換え口へ向かう少年を見送ったあと、わたしもホームに降りた。
でも、どうしても足が進まなかった。
踵を返す。
ひとりで折り返し運転の準備をしているどんヤナギのところまで、わたしは歩いていった。
「あ……」
声をかけようとすると、どんヤナギが顔を上げた。わたしを見て、まぶたをぱちぱちさせた。わたしのことはわかっていないようだ。突然の声がけに、返事を喉奥に詰まらせているのは明らかだった。
わたしも、なにを伝えたらいいのか、わからなかった。どんヤナギの姿を、目に焼きつけておきたかった。彼のようにすべてを待てる人間になりたいと思った。
どんヤナギが、剛毛を押さえつけるように深くかぶった帽子のつばを、上げようとした。わたしはそれよりも早く、ぺこりと頭を下げて、その場を離れた。
しばらく構内を歩いていると、ポケットの中でスマートフォンが震えた。やっと電波を拾ったのだ。会社の後輩からの急ぎの要件で、しばし、立ち止まって画面を見つめる。改札の向こうから、出発ベルが聞こえる。
わたしは、思わず、走り出していた。
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