【キナリ★マガジン更新】6月の振り返り〜ずっときみに会いたかったから決断した〜

 

7月といえばですよ、わたくし、32歳を迎えるのです!

迎えるっていうか、追い込まれるっていうか。まだまだ若気の至りで許される年齢にしがみついてやる気持ちも山々で。

でもね、もう、若くない。

こないだ新大阪駅のタクシー乗り場で、たった15分ならんだだけで。

ええ。

熱中症と成り果てました。

しかも、『newsおかえり』の本番前っていう。

ちょっと頭痛いなー、手がピリピリするなーって思いながら、ひな壇に鎮座したらですよ。もう見る見るうちに、顔色がベムベラもしくはベロのごとく。

人間が朽ちてゆくさまを、生放送で茶の間に見せつけていた。

いつもは試食ともなると、皿を抱え込んででも絶対に完食する卑しさを持ってるんですが。あの日はもう、悶え苦しむばかりで。

そして、朦朧とした意識で、初出演の藤井サチさんに「デェッヘッヘ、はじめましてですねェ、ッヒュゥ」という挨拶を、どうやら5分おき3回に渡って繰り返していたそうです。それはもう事案だよ。

後半がはじまる前に、強制退場という……。
なにしに来たんだ……。

愚かすぎるので、お天気コーナー中にテロップで「夏をなめると、こうなります」と出してほしかった。そのぐらいの仕事はせめて。

でも気温なんて、せいぜい30℃ぐらいなんですよ。

わたし、やっと気づいた。

熱中症になるかどうかってのは、気温じゃねえんだと。

つまるところ“総合力”なんだわと。

前の晩、調子乗って、夜更かししちゃってた。昼ごはんも、暑いからってフラペチーノにしてた。大学生のときは、余裕だったのに。

余裕だったのに。

夏を、なめてはいけない。
30代を、なめてはいけない。

そんなこともお食い初め的に知ったばかりのくせして、25日に32歳となる岸田奈美ですが。

家族のためでも、社会のためでもなく、自分のためにエイヤッと、大きな決断をしましたので。

このnoteの最後で、書かせていただきとうございます。

目次

  1. ドラマが最終回を迎えます

  2. 毎度のことですが

  3. 6月に書いたもの

  4. 6月に出たもの

  5. 7月にマガジンで書く予定のもの

  6. キナリ★マガジンの読者さんに聞いてほしいこと

ドラマが最終回を迎えます

気持ちがよく、さらに評判もよいドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』が、残すところあと2話、7月16日に最終回を迎えます。

見守りながら、息を切らせて並走してくださってるみなさん、ありがとうございます!大団円をともに見届けよう!

▼ 最新話まで、1話220円で観れるNHKオンデマンド

▼岸田によるドラマ撮影レポートと元ネタエッセイ



毎度のことですが

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岸田家(わたし、母、弟、ばあちゃん、梅吉)の収入の9割を占め、リアルに食い扶持となっているのが『キナリ★マガジン』の購読費です。

いつもありがとうございます。元気でやってます。





6月に書いたもの

▼いちばん読まれた記事。あの時、いろんな人がいろんなところで話題にしていた景色を思い浮かべながら。無料で読めます。

▼LOVOTの「だぶちゃん」を、家族に迎えました。無料で読めます。開発者の林要さんとのトークショーもすばらしかった!

▼ダウン症の弟が、お酒に興味を持ってしまったという、今月いちばん岸田家を震撼させた事件。マガジンで読めます。








6月に出たもの

▼関西大学の客員教授に任命いただきました。

【ご報告】
ツイッターをやってたら、関西大学の客員教授に任命されました pic.twitter.com/bLsERqAvh2

— 岸田奈美|Nami Kishida (@namikishida) June 5, 2023

▼しんどい時に、なにかを決めてはいけない、と教えてくれたのは佐渡島庸平さんなんですよ。LIFULL STORIESさんに寄稿しました。





7月にマガジンで書く予定のもの


いつも、そのとき一番書きたいものを書いてるので、これは変わる可能性もあるんですが……。

・岸本草太役の吉田葵くんと、良太先輩(梅田蔦屋書店に集まって、トークショーをした日のこと)

・子どもにお金はあるって言っても、ないって言ってもあかん(子育てにおいて大切なことらしい)

・強度行動障害のある自閉症の方々の施設へ取材に行ったら髪の毛を引っ張られ、首がボキボキいうて、なんか嬉しかった

・みんなの「もうあかんわ」(しばらくお休みでごめんなさい)









キナリ★マガジンの読者さんに聞いてほしいこと


ここ数年、窮地に追い込まれ続けたがゆえに、ダハダハと笑いながら、家族のことを考えて、急カーブをほぼ直角に曲がるように道を選んできた、わたしです。

それでもなんとか生かされてるのが嬉しくて、家族が平穏になったときも、助けてくれた誰かや困ってる誰かのことを考えて、お金や時間を使ってきました。

ただ、今回はですね、

1から100まで、この岸田奈美が、岸田奈美のためだけに、まわりの反対を押しきって、捨て身で決めたことがあります。

ちょっと、聞いてもらえますか……!


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https://note.kishidanami.com/n/n1555b75ad642


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