日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム×noteのコンテストで、岸田奈美の作品「弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった」が、準グランプリを受賞しました。
講評:
ダウン症の3歳下の弟が、周りの人たちに助けられている様子を見て気づいた、弟が暮らしやすくなることが障害のある人が生きやすい社会につながるという、笑って泣けるエッセイ。これまでも彼女の記事はよく読まれていましたが、今回のエピソードの反響はすさまじく、スキ数は過去最高の10,000超え。圧倒的な筆致と小気味よいテンポ、そして最後の4文に多くの人が惹きつけられ、これからの社会について考えるきっかけをつくってくれました。